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ジェモセラピー Gemmotherapy

ジェモセラピーは、植物療法の一種で、比較的新しい療法です。1950年代後半にベルギーの医師によりフランスで研究され発展しました。

「Gemmo」ジェモはラテン語の「Gemma」ジェマからきており、「木の芽」、「蕾」という意味です。その由来の通り、木の蕾や新芽を治療に役立てます。春の新芽が出る時期のほんの2-3日で消えてしまう部分を摘んで、ホメオパシー的に希釈されて(薄める)レメディは作られます。

単独で使う場合もありますが、ホメオパシーや他の代替療法と相性が良く併用されることも多いです。このようにして作られたレメディは多くの植物療法と同様に、それぞれのレメディが身体の各部位(肝臓、腎臓などの臓器)と親和性があり、特定の治癒的な作用を促します。

ジェモセラピーの作用は2つあります。

 ・体内に取り込まれた有害物質の解毒(デトックス)と、体内に溜まった老廃物の排出(ドレナージ)を促し、

 ・各臓器や細胞の修復をして、通常の機能に戻します。

私達の身体は、血管やリンパ管などを通し全身が繋がっています。ジェモセラピーを利用することで、老廃物などで滞りの起きていた部分を浄化し、全身の流れがスムースに、臓器の機能が安定的にスムースに保つことができるようになります。

なぜ新芽や蕾が有効なのでしょうか?

新芽や蕾の幹細胞にはたっぷりの栄養分と植物ホルモン、酵素などが含まれています。そして外に向かっていくとても強いエネルギーにより、ジェモセラピーのレメディにはとてもつよい生命力があるのです。その外向きの特性が身体の中の老廃物を外に排出するのを促進させるのです。

コンサルテーションでホメオパシーとの併用がより好ましいと判断した時には、ジェモセラピーを使用する場合もあります。

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