Salvia Classical Homeopathy
サルビアクラシカルホメオパシー




レメディ Remedy
ホメオパシーはレメディを使います
ホメオパシーがカウンセリングや他の代替療法と違うのは、レメディを使うことです。レメディは、植物や動物、鉱物といった自然界にある物質からつくられます。例えば赤玉ねぎ、コーヒー、牡蠣の殻、塩などです。
それらの原料をもとに、“希釈(薄める)”と“振とう(強く振る)”という特別な工程を経て作られます。この工程を24回繰り返すと、物質ではなくなりエネルギーの状態になります。
このようにして準備されたレメディは、液体と錠剤の2種類があります。もともとは液体として作られていますが、数滴を乳糖に染み込ませて錠剤として提供されることが多いです。錠剤は舌下でゆっくりとかして服用します。
英国、ドイツ、フランス、オーストラリアなど各国にレメディのメーカーがあり、薬局で売っている国もあります。ハーネマンの時代には100種類ほどだったレメディも、現在3000種類以上の数があります。
レメディのはたらき
私達人間には、それぞれに活気のある生命力を持っています。この生命力は、身体だけではなく思考や感情を合わせて健康な状態でいられるように調和をとっています。中国医学では気といい、インドのアーユルヴェーダではプラーナと呼ばれているものです。
ホメオパシーではこの生命力の事を、「ヴァイタルフォース(Vital force)」といいます。エネルギーであるレメディは、同じエネルギーであるヴァイタルフォースを活性化し自然治癒力を高めます。その結果として元の健康な状態に戻れるようサポートするのです。
レメディが自然治癒力を活性化するためには、類似の法則に従って、クライアントに一番近いレメディを選ぶ必要があります。元の健康な状態に戻るためのエネルギーが右方向に向かっているとすれば、同じように右に向かうエネルギーを持つレメディが必要なのです。分かりやすく言うと、鼻水が出て午後眠くなるという症状の人には、同じように午後眠くなり鼻水が出る症状を持つレメディを選んでいきます。
レメディはどのように選ばれるのでしょうか?
クライアントに最もふさわしいレメディを選ぶために、ホメオパスと呼ばれるホメオパシーの専門家がいます。
ホメオパスは、コンサルテーション(健康相談)でクライアントが抱えている問題や普段の生活について等、多岐にわたって質問していきます。そこで話してもらった内容は、レメディを選ぶための大事な情報となります。
ホメオパスは、コンサルテーションで得た情報をもとにその人に一番合うと思われるレメディを探す作業に入ります。コンサルテーションを終えた後、マテリア・メディカや過去のケースなどでレメディの情報を調べて分析し、時間をかけて慎重にレメディを選択します。これら一連の作業が、根本体質にアプローチしていくホメオパスの役目です。
